「写真について」

写真を始めたきっかけは「カメラという機械が面白い」だったんですね。 だからいつまで経っても写真の腕前は下手っぴです。


ぎゃらりー:私の撮影した写真を公開しています。よろしければご覧あれ。

カメラの保有歴(レンズ交換式一眼レフ)

PENTAX ME-F

高校に入ってバイトして買った始めてのカメラ。当時から強度の近視だったので初のAF一眼レフと言うコピーに惹かれて購入(ほぼ同時期に出たAL-1を買っていたら、今に至るCANONユーザになっていたかも知れませぬ)。されど肝心のAF性能はコントラストが弱かったり暗くなると全く役に立たず。それでも買い換えるだけの資力がなかったので高校時代は使い続け、もう少し余裕が出た時に手放してLXに買い換え。市場の評価も迷機。

PENTAX LX

初期型です。学生時代に中古で購入して以来10年以上のつき合い。流石にくたびれてきて故障することもあるけれど、その都度修理して復活。直しても使いたい、愛着の湧く機械です。

オーションで手放しました。

PENTAX MZ-7

2002年にYAHOOオークションで入手。AFエリアが広すぎるとか絞り込みプレビューが出来ない辺りに不満が募り、結局MZ3に代替。

PENTAX MZ-3

2003年に入ってからYAHOOオークションで入手。使い勝手がクラシカルと言われているけれど、私にとってはこれがカメラ。ここのところ一番出番が多いです。

露出を決定するには、絞りはレンズの絞り環で、シャッター速度はシャッターダイヤルで決定。何れかをAuto位置にすればもう一方が優先されたオートモード。両方オートにすればプログラム露出モード。何も考えなくても見れば分かる。

但し、使いやすさについて評価の高いZ-1系のボディは使ったことがないのでハイパーと呼ばれている操作体系とどちらが良いのかは不明。噂のデジタル一眼、*ist D(夏前には買いたい と思っていたところが、発売が6月予定から8月下旬に延期されてしまった様です。まあデジタルカメラには良くある話で。 )はどうやらこれが搭載されているらしいのでちょっと楽しみ。

オーションで手放しました。

PENTAX *ist D (予定) 2003/09/10に購入しました。

03/09/06発売確定。どこに予約しようかしばらく悩みましたが、以前店舗で買い物をしたことがあり店の対応をある程度分かっていること、3年保証が効くこと、これまでのPENTAX製デジタルカメラの扱いから値段についても期待できることなどを鑑みてマップカメラのサイト上で予約を入れました。入荷状況が未定とのことで発売日に入手できるかどうかは不明。

(2003-08-24追記)

マップカメラでは発売前日になっても値段も入荷時期も不明という事で職場に出入りしている写真屋さんに依頼。入荷は発売日より少し遅れた9/10になりましたがネット上の最安価格より更に安い価格で購入できました。

(2003-09-18追記)

と言うことで、今は*istDをサブに、K10Dを主力に使っています。*ist Dのみで運営しています。LXとMZ3 の2台保有です。 に加えて*ist Dの3台体制。その内MZ3は手放すかも知れません。

SIGMA SD10

何の気の迷いかオークションにてSD10を落札してしまいました。

連写性能こそ*istDと大差ありませんが、マスキングされた小さなファインダ、大振りで手に余るボディ、貧弱なシャッター音、不安定な電源系、選択肢の狭い交換レンズ群等、カメラとしての魅力は*istDに及ぶべくもありません。撮影時の楽しさは大きな差があります。

唯一、Foveonと称される撮像素子はたかが300万画素でありながらハマった時に恐ろしく解像度の高い画像を吐き出してくれます。SMCレンズをそれなりにそろえてしまったと言うのにシステムの交換を真剣に考慮する今日この頃。

シグマのサイトに写真が掲載されました。

K10D購入後オーションで手放しました。

(2007-08-02追記)

PENTAX K100D

K10Dまでのつなぎとして、手ぶれ補正を試したかった事もあって発売直後に購入。600万画素の安定した画質とボディ内蔵手ぶれ補正には満足がいったものの、RAWで撮影すると3枚でいっぱいになるバッファは航空祭での使用に辛く、K10D購入後にオークションで処分しました。

(2007-08-02追記)

PENTAX K10D

中級機としての使い勝手に期待して購入。期待にたがわぬ機能性と性能に満足。AFの速度と精度、及第点の書き込み速度、1000万画素としては最上のダイナミックレンジ、*istD直系のハイパーオペレーション。SDMレンズとの相性も良し。

(2007-08-02追記)

PENTAX K20D

K10D同様、カメラのキタムラに予約して発売日に入手。ここまで解像度を上げるよりAF速度や連射速度を向上して欲しかったのですが。AFはそれでもアルゴリズムいじった様で多少改善、バッファもかなり増えたみたいで画素数増にも関わらず連続撮影枚数が増えています。K10Dとバッテリグリップが共通なので、こちらをグリップ付きでメインに、K10Dをサブに回しての2台体制になりそうです。

(2008-03-19追記)

*istD

回折現象

回折による画像のボケについて実験してみました。

(2005-03-13追記)

購入前・新製品展示会

発売前に新製品展示説明会で触る事が出来ました。PENTAXは広島の様な地方都市でもこう言うイベントを催してくれるのでありがたい限り。

ファインダ
MZ-3よりMFでのピント合わせが楽かも知れません。
プレゼンテーションでは「暗い」と断言されていました。
ピントの山が掴みやすいという事の逆説的表現の様です。
アダプタを介した645のレンズでもピントに困難は感じませんでした。
重量
軽すぎず重すぎず。私には手頃でよろしい。
バッファ
連写するとすぐ一杯になります。
でもそれ程待たされることなく解放されていきます。
(全部解放されずとも空きが出来たら次のシャッターが押せます)
十字ボタン
径が小さくてストロークが深いため操作しにくい。何とか外径がもう少し大きくなると嬉しいのですが。
ハードウェアの問題ですから次機種に期待。
ハイパーオペレーション
これは馴染んでみないと断言できませんが絞りもシャッタースピードも右手(カメラ側)で全てコントロールするという前提に立てばインターフェイスとして正しい方向に思われます。
改善の余地ももちろんありますが。
メニュー
選択した項目に日本語で説明が表示されます。分かり易い。
RAW現像ソフト
そこそこ分かり易そうなインターフェイス。
デモに使われたノートPC(機種不明)では動作速度も充分。
トーンカーブとヒストグラムをRGB独立でコントロール出来ればベストだったんですがそこまでは望めないようです。

(2003-08-31追記)

バッテリ

*istDは本体にニッケル水素バッテリ(単三型)×4本またはCR-V3×2本を、外付けのバッテリグリップ内に同じだけのバッテリを装填出来ます。私は数年前に購入した1550mAh×4、1650mAh×4、最近購入した2100mAh×4のNiMH充電池とCR-V3型リチウムイオン充電池であるRCR-V3×2を使い回しています。このRCR-V3はあまり出回っていないようですが私は便利に使っていますのでその辺りについて以下に。

RCR-V3の写真

規格上の定格電圧は3Vとされていますが、ネット上で情報を拾ってみますと飽和充電時の無負荷電圧は4Vを越えてしまう様です。この状態で*istDに入れると誤動作が起きるとのこと。この対策としてバッテリグリップを改造した強者もおられるようです。

RCR-V3は取説では2.5Hで満充電になり充電インジケータがオレンジからグリーンに変わるとのことですが私の購入した個体は2本とも2.5Hではオレンジのまま。この状態では満充電にならないようで無負荷端子電圧も3.6Vと飽和充電時の電圧よりやや低いままです。で、幸いなことにこの状態であれば私の*istDに装填しても不具合は発生しません。

と言う訳で*istDで使い切ってはその都度一定時間充電することで満充電にならない状態で使う様にしています。この充電状態でも1550mAhのNiMH電池と組み合わせて(それぞれ本体とバッテリグリップに入れて)週末ごとに300-400枚くらい撮影して電池交換は4週間目になってしまうくらい持続します。これならバッテリの保ちは全く気にせず撮影出来ます。

因に私はとってもずぼらな性格ですので充電器を一定の時間だけ経ったら切るようなマメな真似は出来ません。のでこう言う道具を使っています。家庭用電源タイマー。任意の時間経過後に電源のオン/オフが出来るだけの代物。

タイマーの写真

(2003-11-29追記)

*ist D 関連リンク

*ist D info
*ist D のファンサイト。掲示板、画像掲示板等。
PENTAX *istD Test-Shot list
レンズ別作例集。
「レンズ名が分かる」「「撮ったまま」で未加工」「フルサイズ(3008×2008)」という条件を満たす画像のみ。
*istD発売直後から2チャンネルに挙げられた画像のリンクを集めたもの。
継続的に更新されていてここを見ているとほぼもれなく「レンズ欲しい病」にかかります。
FrontPage - istD
*ist Dに関する情報を集めるページ。
PukiWikiによるページで誰でも項目を作成/追記/編集できる。
CFブランド別(MD含む)の連射後の保存時間リスト等ユーザーの実体験に基づくデータが網羅されている。

(2004-08-16追記)

保有レンズ

smc PENTAX-FA 31mm F1.8

写りについては、私のレベルでは文句ありません。しかしこのシリーズ、何れも絞り環のがたつきが品質感を損なっています。絞りもボディ側で操作しろって事? この辺りはMシリーズの方が感触は良い。*ist Dを買ってしまったら使用頻度が高くなると予想。

smc PENTAX-FA 43mm F1.9

現時点で最も使用頻度の高いレンズ。寄りながら離れながら構図を探る事が楽しい画角です。軽さと小ささもお気に入りの理由。

smc PENTAX-FA 77mm F1.8

43mmについで使用頻度は高いです。少しだけ寄ったりするのに。ぎゃらりーに置いてある写真はこのレンズを使った物が一番多いです。このレンズと31mmは、PENTAXがデジタル一眼発表を03年春に予定していると昨年の10月に報道されたのを知ってから購入しました。デジタル移行で他のメーカーに乗り換えを検討してたのがそのニュースで吹っ切れました。

smc PENTAX-FA* 85mm F1.4

入手して始めて使った時、普通のネガを使ったにも関わらず解像度の高さにびびってしまいました。緻密な描写と明るさは、レンズのでかさと言う欠点を補ってあまりある物です。

smc PENTAX-FA* 200mmF2.8ED

Star レンズの例に漏れず、焦点距離の割に大きなレンズです。重いとは思いませんがカバンのサイズが限られた時に同時に持ち歩くレンズのセットを思案させられるところ。使いこなしはまだまだこれから。

(2003-05-18追記)

カメラの保有歴(コンパクト/ デジタル)

KYOCERA SLIM-T

(フィルムコンパクト)

Carl Zeiss T*レンズ搭載でありながら京セラブランドで割と安価に販売されたコンパクトカメラ。ところが実際に撮って見てびっくり。安物の一眼レフ用ズームレンズより綺麗に写ります。私の使用条件では余程短焦点域でなければ2倍や3倍のズームは不要。一眼レフ用にきっちりした単焦点レンズを買う様になったのはこのカメラのせいです。

デジタル移行を決心して手放しました。

CONTAX T2

(フィルムコンパクト)

SLIM-Tを気に入って使っていながら、カメラ自体のブランドに惹かれて入手。でも写りが大きく違うでもなく、マニュアル操作するなら一眼レフ使うしと言うことで使用頻度は高くありませんでした。コンパクトカメラとしては重いし。

デジタル移行を決心して手放しました。

SANYO DSC-SX150

(デジタル)

展示処分品を衝動買い。電池の保ちが悪いのは評判の通り。されど「爆速」と言われるだけのことはありました。ストレス・フリーな操作感は使う時の快適性に繋がります。気に入っていたのだけれど、E100-RSを購入するために手放す。

OLYMPUS E-100RS

(デジタル)

起動速度は並。されど、手ぶれ防止10倍ズームレンズとプリキャプチャ付き高速連写は他に代え難い独自性能です。

*istD購入以降使用頻度が激減したので手放しました。

CANON IXY DIGITAL 200a

(デジタル)

今時200万画素、2倍ズーム。びっくりする程小さくもなくそれなりの重量感もあります。

但し200万画素に押さえたからこそ1/2.7サイズのCCDは状況が悪化した時に真価を発揮してくれます。画像処理エンジンの性能もあるのでしょうが、端的に言えば暗部にノイズが浮きにくく破綻しにくい。

一目惚れ的物欲度で言えばOptio Sが筆頭に来るのですがメーカーサイトにある作例を見てちょっとがっかり。気軽に持ち歩くカメラであれば画質に拘る必要もないかもしれませんが、型落ちとなってそれなりの値段で店頭にあるのを見つけてしまったのが運の尽き。

(2003-06-22追記)

PowerShot S30に代替。

(2006-04-22追記)

CANON PowerShot S30

(デジタル)

近所のキタムラで中古の棚に並んでいたのを発見。手持ちのIXYもオークションでそこそこの値段で落札されたので出費も抑えられました。

1/1.8型CCDを搭載した320万画素機。3倍ズームコンパクト機と言うには大柄なボディなれどRAWで撮影すればコンパクト機とは思えない解像度を発揮。マニュアル露出で15秒までの長時間露光が可能であったりストロボの調光補正まで出来たりと撮り手の意図を反映可能な点も魅力。一眼のサブ機として使うには充分以上です。

(2006-04-22追記)

フィルムスキャナ

写真のデジタル化はフィルムスキャナで始めました。

MINOLTA QUICK SCAN35

客寄せ広告商品5台限り特別価格とか言う奴を購入。真面目に取り込むと当時出回っていたデジタルカメラとは比較にならない高解像度の画像が得られました。しかし専ら使っていたネガではちょっと。フィルムの粒子ばかり目立ってもねえ…(そりゃ使い方が悪いって)。

Dual III導入に伴って手放しました。

MINOLTA DiMAGE Scan Dual III

QS35を使おうとすると、OS X では手持ちのscsiカードを認識してくれず、フィルムスキャンの度にOS9.xで起動し直すのはあまりに面倒。そこへ登場したのがこれ。MacではUSB2.0を使えないのは承知の上で、でも価格性能比が充分と判断。職場でつき合いのある写真屋さんに訊いてみると、ネット通販価格並みでOK。と言うことで発売直後に購入。

ネガでは余り満足のいく画像が取り込めないのはQS35同様。ポジに移行することで色合いも粒状感もどうやら満足のいく物に。埃除去機能はそれ程頼りになりませんが、それでもないより遙かにまし。これで取り込んだからとて写真の腕が上がる訳ではないので精進はこれまで以上に必要ですとも、はい。

*istD完全移行に伴い手放しました。

どうでもいい話

*ist シリーズの予想

PENTAXは一眼レフカメラの新しいブランドとして*istを規定しています。銀塩一眼の「*ist」とデジタル一眼の「*ist D」をその先駆けとして今後シリーズ展開が為されていくものと思われます。銀塩一眼は市場の縮小があるでしょうから大きな展開は苦しいかも知れませんがデジタル一眼は「*ist D」を基盤に上級機・普及機が出されて行くのではないでしょうか。以下、勝手な予想です。

デジタル一眼普及機

銀塩「*ist」が普及機として位置づけられますからそのスペックを以てデジタル一眼普及機を想像してみます。

11測距点、16分割測光は普及機には過ぎたるスペックかも知れませんが銀塩*istに採用されている以上デジタル一眼普及機でもそのまま使われるでしょう。同じ仕様の部品を使い回す事で量産効果も上がってコスト的にも有利になるでしょうし。

初心者の使い勝手を考えればピクチャーモードは必須。また軽量化を更に進める為にペンタミラー採用も已むを得ないでしょう。2秒セルフタイマとセットのミラーアップ機能や測光モードからスポット測光・中央重点測光も省いて良いかもしれません。

って、何の事はないデジタル*ist Dをベースに銀塩*ist並にまで仕様を落とすという事ですね。少しだけ軽くして。

デジタル一眼上級機

上級機は*ist Dでの不満点を解消し、且つ利点を伸ばす仕様を考える事が出来ます。

まずは連写速度とバッファサイズの向上。構造が違いますからE-100RSの様な15コマ/秒等という無茶苦茶な連写性能は望みませんがZ-1P辺りで実現していた4コマ/秒程度は何とかして欲しいものです。*ist Dが2.6コマ/秒で最大6コマのバッファですから連写すれば2秒程度でバッファが一杯になってしまいます。これを下回っては困りますからバッファも9〜10コマは必要になるでしょう。

同時に書き込み速度も上げる必要があります。これが変わらないとバッファが増えた分だけバッファフルから開放される時間が長くなってとても使い物にならなくなってしまいます。

利点を伸ばす部分は何よりファインダ性能の更なる向上。これは競合他社に対して主張できる大きな利点でもあります。競合他社のデジタル一眼はトップレンジのものでなければマニュアルフォーカスがまともに出来ないと言われていますから此処で一つ先んじて欲しいものです。100%に限りなく近い視野率と可能であれば1.0を越える倍率(焦点距離50mmはAPS-Cサイズの撮像素子を採用した一眼レフカメラでは標準レンズたり得ませんから過剰な要求でもないでしょう)。

これらのスペックを織り込んだ上で*ist Dにグリップを装着した程度の大きさ・重さに納めてもらえればあっさり買い換えるかも(笑)。

(2003-09-03)


2012-04-22更新

2003-03-09作成

当サイトへのご意見・質問はこちらへ(@マーク前後の"_"(Underscore)を取り除いて下さい)

Valid XHTML 1.0!